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 横浜市西区のマンションで、基礎部に配管を通す穴を開ける工事の際に鉄筋が誤って切断された疑いがある問題で、穴の周囲を補強する鉄筋の一部が当初から組まれていなかった可能性のあることがわかった。

 市やマンション住民によると、基礎部のコンクリートに配管を通す穴を開けることを想定し、穴の周囲に鉄筋を組む設計だったが、住宅棟5棟のうち4棟の三十数カ所で鉄筋がなかった疑いがある。販売元の住友不動産と施工した熊谷組が2月29日、横浜市に報告。市は安全性の確認と原因究明を指示した。鉄筋が切断された疑いのある23カ所とは別の施工箇所だという。

 西区のマンションでは5棟のうち、杭が固い地盤に届いていない施工不良で1棟が傾くなどしており、住友不動産が全棟建て替えを提案する意向を住民に伝えている。