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 ゴルフの国内女子ツアーが、3日から始まるダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)で開幕する。11月27日まで38試合で、賞金総額は過去最高の35億2千万円。賞金女王争いだけでなく、8月のリオデジャネイロ五輪出場権をかけた戦いでもある。

 「五輪イヤーだけに、例年以上にガチガチの、シビアな戦いになると思う」と日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は言う。現時点で日本の出場枠は2人。世界ランキングをもとにした五輪ランキングで、7月11日に決まる。2月29日現在、宮里美香(世界ランキング38位)、大山志保(42位)を、2月の米ツアーで優勝した野村敏京(43位)が猛追する構図になっている。

 国内ツアーからの大逆転を狙っているのが、渡辺彩香(61位)だ。日本代表の丸山茂樹・ヘッドコーチのもと、1月に米国で10日間合宿。武器の飛距離に加え、苦手意識の強かったアプローチで手応えをつかんだ。「(上位2人との)差はあるが、最大限頑張る」。昨季の賞金は日本人最高の6位で、日本勢3年ぶりの賞金女王を狙う。

 史上初めて年間賞金2億円を突破した昨季の賞金女王イ・ボミ(韓)も「今年は意識が違う。夏までに最低2勝」とスタートダッシュを誓う。五輪出場枠4が見込まれる韓国で、現在8番手。「一番は五輪。2年連続(の賞金女王)だけには集中しない」と言うが、昨季5勝のテレサ・ルー(台)とともに国内ツアーの軸になるのは間違いなさそうだ。(渡辺芳枝)

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