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 「スーダンの全資産をジハード(聖戦)のために使ってほしい」。米国家情報長官室は1日、2011年5月に国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者をパキスタンの潜伏先で殺害した際に押収した遺書とみられる文書を公表した。資産は2900万ドル(約33億円)に上ると記されている。

 文書はアラビア語の手書きで、日付は記されていない。自身の資産を「スーダンに残してきた」と書かれている。家族らへの財産分与についても触れていた。ビンラディン容疑者はスーダンに活動拠点を置いていた時期がある。ただ、具体的にどのような形で残されているかは記されておらず、金の行方もわかっていない。

 押収文書の公開は昨年5月に続き2度目。今回は新たに113点が開示された。(ワシントン=峯村健司)