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 2005年に栃木県今市市(現日光市)で小学1年の女児(当時7)が連れ去られ、茨城県の山林で遺体で見つかった事件で、殺人罪に問われた無職勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判は2日、宇都宮地裁で続いた。女児の遺体の右手親指に付着していた獣毛と、被告の飼い猫の毛のDNA型鑑定をした麻布大獣医学部の村上賢教授の証人尋問が行われた。

 村上教授は「鑑定の結果、獣毛は猫の毛と特定した。さらに猫を71グループに分けた場合、どちらも同じ型で一致した」と証言。教授が570匹の猫を調べると、約0・5%程度しか現れない珍しい型だったという。ただ「猫の個体の識別まではできない」と説明した。