熊本大学は1日、先月あった一般入試前期日程の国語で「タンマツ」を漢字で書かせる問題を出す一方、受験票の注意事項欄に答えである「端末」が記されていたミスがあったと発表した。合否への影響は現時点では不明としている。

 大学によると、受験票は試験中、受験生の机の上に置かせている。試験は2月25日にあり、文学部、法学部、医学部保健学科看護学専攻の全員と教育学部の一部の計1118人が受験した。選択科目として国語を受験した教育学部の212人はこの設問を除いて採点し、それ以外は全員を正解扱いにするという。

 問題を作った学内の担当者が山口大で同様の出題ミスがあったことを知り、担当部署に問い合わせてミスが判明したという。受験生からの指摘はなかった。

 同大は「受験生をはじめ関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびし、再発防止に万全を期したい」としている。

 山口大は25日にあった一般入試の国語で「ケイタイ電話」のカタカナ部分を漢字になおす問題を出したが、受験票裏の注意事項に「携帯電話」の表記があった。翌26日朝、採点者が気づいて発覚。山口大は受験生全員を正解扱いにした。(石川春菜)