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 鹿児島市で覚醒剤約100キロが見つかった事件で、覚醒剤を海外から持ち込んだとして、福岡県警は2日、指定暴力団山口組から分裂した「神戸山口組」系組幹部の田中浩孝容疑者(49)=鹿児島市=ら5人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで再逮捕し、発表した。県警は覚醒剤の密輸が神戸山口組の資金源になっていたとみている。

 薬物銃器対策課によると、再逮捕容疑は2月6日、外国から来たとみられる船と日本の領海外の東シナ海で接触。覚醒剤約100キロ(末端価格約70億円)を受け取り、グループが所有する漁船2隻で同8日に奄美群島の徳之島に陸揚げして密輸したというもの。同課は5人の認否を明らかにしていない。

 5人は2月10日に鹿児島市に着岸したフェリー内で覚醒剤を所持した疑いで逮捕されていた。

 容疑者の一部は数カ月前に中国へ渡航したことが判明。県警は密輸ルートに中国が含まれる可能性があるとみて調べている。(張守男)