[PR]

 熊本県は2日、同県のキャラクター「くまモン」関連商品の売り上げが、2015年は前年の1・5倍、1007億円に上ったと発表した。とくに、くまモンをパッケージデザインなどに使った農産物の販売が好調だった。

 くまモン関連商品の売り上げは11年に25億円、12年に293億円、13年に449億円、14年は643億円と右肩上がりに増え、とうとう1千億円を突破した。ちなみに九州最大の百貨店、岩田屋三越(福岡市)の14年度の売上高は、1130億円だ。

 品目別でみると、農産物やお菓子などの食品が835億円で最も多く、衣類や雑貨などのグッズ類は172億円だった。大半は国内販売の商品だが、14年6月からは海外販売を解禁。香港、台湾、タイなどで21億円分が売れた。

 県が認めた業者は、くまモンを無料で使用できる。県は対象となる5160社にアンケートし、回答のあった3830社(74%)の売り上げを合計した。

 蒲島郁夫知事は「1千億は大きすぎて実感がわかない。最近は海外でも急速に知名度がアップしている」と喜んでいる。(河原一郎)