[PR]

 捜査対象者の車両にひそかにGPS(全地球測位システム)端末を取り付ける捜査手法の是非が争われた連続窃盗事件で、窃盗罪などに問われた男性被告(44)は14日、「(捜査手法に)重大な違法はない」と結論付け、懲役5年6カ月とした大阪高裁判決を不服とし、最高裁に上告した。

 2日の高裁判決はGPS捜査の必要性を認め、プライバシー侵害の程度も大きくないと指摘。「令状なく行ったのは重大な違法」とした一審・大阪地裁とは異なる判断を示した。一方、起訴取り消しを求めた被告の主張を退けて実刑とした地裁の結論は維持した。