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 サウジアラビアなど6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)は2日、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラをテロ組織に指定した。サウジなどスンニ派の湾岸諸国とシーア派のイランとの対立が深まるなか、影響が周辺国にも広がっている。

 イスラエルとの武力闘争を続けるヒズボラについては、米国や欧州連合(EU)など多くの国がテロ組織に指定している。スンニ派とシーア派が混在するレバノンでは、ヒズボラを含む各勢力が議会に議席を持ち、権力を分散してきた。

 しかし、今年1月にイランで起きたサウジ公館襲撃事件に関し、レバノンがイラン非難声明に加わらなかったことをサウジが問題視。サウジはレバノンへの財政支援の中止を表明し、ほかのGCC各国もレバノンとの外交関係を縮小するなどの措置をとっている。(ドバイ=渡辺淳基)

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