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 滋賀県の甲賀広域行政組合消防本部は2日、意識不明の患者を搬送中の救急車が高速道路を間違った方向に進み、病院到着が約30分遅れるミスがあった、と発表した。患者は意識不明のままで入院中という。

 同本部などによると、患者は1日午後6時50分ごろ、滋賀県甲賀市信楽町西の国道307号で乗用車にはねられた女性(69)。119番通報を受け、同市の水口(みなくち)消防署の救急隊が出動。滋賀県栗東市の病院に搬送するため、車の後部で患者に対応していた隊長が名古屋方面へ向かうよう運転手の隊員に指示した。

 本来は新名神高速道路の信楽インターチェンジ(IC)からいったん大阪方面に向かい、草津ジャンクション経由で名神高速に乗り換えて、名古屋方面に向かうのが最短ルートだった。しかし、隊員は新名神から直接名古屋方面に向かうと勘違い。途中で気づき、約17キロ先で降りて、折り返した。本来の倍近い約1時間かかったという。