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 福岡市西区で予備校生の北川ひかるさん(19)が刺殺された事件で、出頭した同じ予備校に通う少年(19)が事件前、「北川さんに好意を寄せている」との内容の話を友人らにしていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 福岡県警は、2月下旬の入試前後に何らかのきっかけがあり、少年が恋愛感情のもつれから恨みを募らせた可能性があるとみて慎重に調べる。

 捜査関係者などによると、北川さんと少年は昨年4月に福岡市内の予備校に入り、同じ国公立大文系コースに所属。2人が会話をする姿を友人らが目撃していたという。だが、これまでの捜査で2人が交際していた形跡は確認できていないといい、北川さんの兄も「交際関係はなかった」と否定している。少年は入試前の模試で好成績を収め、2月下旬の国立大の2次試験では、北川さんと同じ大学の同じ学部を受験していた。

 事件は2月27日夜に起きた。北川さんは首などを刺され、直後に少年が近くの交番に出頭。少年は手を負傷し入院している。(井上怜)