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 農機大手のクボタは、自社運営の農場「クボタファーム」を今の全国4カ所から、5年をめどに15カ所に増やす。環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意など農業を巡る環境が変わるなか、メーカーとしても栽培のノウハウを研究する。農機などの販売や顧客へのサービス向上をめざす。

 同社は、直営農場を全国に広げる「クボタファーム構想」を昨年まとめた。農業の国家戦略特区となった兵庫県養父市や新潟市などで農場を持つ。福島、富山、愛知、香川、沖縄の各県でも開設準備を始めた。地域ごとに作物や栽培法などのテーマを設け、全体で1千ヘクタール程度の規模にする。

 栽培だけでなく、食品加工にも乗り出す。グループ会社の中九州クボタが熊本県内に玄米ペーストの新工場を新設し、3日に報道陣へ公開した。玄米を砕いたペーストを製パン業者などへ売る。新工場は年100トンの玄米を使う予定だ。新潟県でも同様な加工場をつくることを考えている。

 2015年の農林業センサスに…

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