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 広島県呉市の自宅で衰弱した生後8カ月の長男を放置したとして、両親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕された事件で、母親の新井綾香(あやか)容疑者(22)=同市吉浦神賀町=が「2月上旬から世話をしていなかった」と供述していることが県警への取材でわかった。死亡した長男がやせ細っていたことから、県警は2月上旬から食事をほとんど与えていなかったとみて調べる。

 呉署によると、長男は2日朝、自宅1階の布団の上でベビー服を着て死亡していた。背中に床ずれがあり、長期間同じ状態で寝かされていたとみられる。同容疑で逮捕された父親の無職新井真央(まお)容疑者(41)は容疑を否認しているが、綾香容疑者は認めているという。

 県警は3日、長男を司法解剖し、死因を調べるとともに動機の解明を進める。