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 メキシコから空輸された陶器製のトラの置物の内部に覚醒剤約20キロ(末端価格約14億円)を隠していたとして、警視庁はメキシコ人の男2人を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。捜査関係者は「壊して中身を確認できないように陶器を使ったのでは」とみている。

 捜査関係者によると、2月に高さ約1メートル、重さ約400キロの陶器製のトラの置物がメキシコから成田空港に届いた。税関が検査で内部に不審なものがあるのを見つけ、詳しく調べたところ、覚醒剤の疑いが強まった。

 置物は送り先の東京都内の倉庫にそのまま送らせ、そこから千葉県内に転送された。受け取ったメキシコ人の男2人が置物を壊し、覚醒剤を取り出したところを現行犯逮捕したという。警視庁は、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いでも調べている。