高市早苗総務相が、政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した際に、放送法4条違反を理由に放送局に停波を命じる可能性に言及したことについて、NHKの籾井勝人会長は3日の定例会見で、「国民の知る権利に応えるため、放送法にのっとって公平公正、不偏不党、何人からも規律されず、放送にあたっていきたい」と話した。

 政治的公平性の判断については、「外から見てではなく、私ども制作者が番組を作りながら公平公正を求めていかないと保てない」といい、「視聴者がどう思っているかが、我々の判断の一つの大きな基準になると思う」と語った。

 また高市氏がNHKの一部機能の地方移転に言及したことについて、「できるのであればやっていけばいい」としつつ、「現状は(全国にある)53の放送局の機能を拡充していくことが地域活性化につながるのでは」と話した。(滝沢卓)