名古屋駅前で建て替えが終わった大名古屋ビルヂングの商業施設が4日、報道関係者らに公開された。三越伊勢丹ホールディングスの中型店「イセタンハウス」をはじめ、衣料・雑貨店、飲食店など計74店が入る。9日に全面開業する。

 昨年秋に完成した新ビルは地上34階建て。すでにオフィス部分は開業している。商業施設は地下1階~地上5階。1階は広い通路と高い天井で開放感のあるつくり。白を基調にした高級感のある雰囲気となっている。

 イセタンハウスは、ファッションに敏感な層に支持される「伊勢丹」の名前を冠した東海3県初の店だ。国内外の約130ブランドをそろえる。ブランドの垣根を越えて口紅を自由に選べる売り場も設けた。

 40店が入る飲食店街には東京の有名店に加え、台湾ラーメンの「味仙」など地元で親しまれる店もある。

 開発した三菱地所は、大名古屋ビルの建て替えで、旧ビルのモザイク壁画などを残す一方、東京・丸の内の「新丸ビル」などで培った商業施設運営のノウハウを活用した。(大隈悠)