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 米大統領選の共和党候補者指名争いをめぐり、2012年の同党大統領候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事は3日の講演で、全米各州での予備選・党員集会で大勝を重ねるトランプ氏を強い調子で批判し、同氏の指名獲得を阻止するよう異例の呼びかけを行った。

 ロムニー氏は「彼の外交政策は米国や世界を危険にさらし、大統領としての資質も判断力もない」と断じた。また「米国民が抱いている『怒り』は理解できるが、過去の大統領はその怒りを解決に導いてきた」と強調。「彼は弱い者いじめで貪欲(どんよく)、自己顕示欲が強く、女性蔑視で、ばかげた三流芝居を演じている」とし、「偽物でペテン師」と資質を疑問視した。

 またトランプ氏が主張する政策についてもロムニー氏は「中国や日本から仕事を取り戻すというが、その処方箋(せん)は薄っぺらだ」と指摘。「本選で(民主党候補に)勝つことができ、保守主義の価値と方針を代弁する人物が指名を獲得すると信じている」と述べた。特定の候補への支持は表明しなかったが、ルビオ、クルーズ両上院議員、ケーシック・オハイオ州知事の名を挙げ、支持を促した。

 また08年の同党大統領候補だ…

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