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 指定暴力団山口組(本部・神戸市)と、分裂して結成された神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)の傘下組員らが絡む事件が相次いでいる。2月以降は東日本で多発し、激化している。東京でのシノギ(資金源)を巡る争いが背景にあるとの見方もあり、警察は本格的な対立抗争に発展しないよう警戒を強めている。

 4日午前5時20分ごろ、長野県上田市の指定暴力団山口組系の暴力団事務所から「組の者だが、早く来てくれ」と上田署に通報があった。警察官が駆け付けると、事務所の壁に、火炎瓶のような物が飛び散って焦げ付いたような跡が複数あった。

 前日正午ごろには、宇都宮市の住宅街の一角に「相模」や「群馬」など関東各地のナンバーをつけた高級外車など約10台が続々と集まった。指定暴力団山口組系の組事務所前。この日の早朝、トラックがバックで1階に突っ込み、壁などが壊された。事件を聞いて駆け付けた組員とみられ、警備に立つ警察官に「自分の事務所に何で入れないんだ」と声を荒らげた。

 不穏な空気は、東京でも漂う。新宿・歌舞伎町の飲食店に2月15日、神戸山口組系組員約40人がいると、山口組系組員数十人が店外に集まり、約1時間にわたってにらみ合いが続いた。27日深夜には、神戸山口組系組員が、都内で複数の男に襲われ大けがをした。

 昨年8月下旬の分裂の後、双方の傘下組織の関係者による事件は断続的に起きてきた。関係する警察への取材では、今年に入ってから少なくとも15件あり、昨年9月以降だと20件を超える。小競り合いやトラブルなどから、発砲や車による突入、火炎瓶の投げ込みなど激化している。

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