児童虐待の通報や相談を24時間受け付ける児童相談所(児相)の全国共通ダイヤル「189番」について、厚生労働省は4日、児相につながる前の音声案内時間を短くする方針を明らかにした。携帯電話でかけるとつながるまで2分以上かかることもあり、途中で切られるケースが多いとの指摘があったという。

 塩崎恭久厚労相はこの日の記者会見で、「せっかく24時間365日の体制を組んできたが、特に携帯電話の場合の使い勝手が悪いと聞いている。案内の時間を半分以下にする。この春から実施する」と述べた。

 「189番」は昨年7月から運用を始めた。固定電話からかけると最寄りの児相につながるが、携帯電話でかける場合はガイダンスに従って郵便番号を入力する必要がある。郵便番号が分からなければ読み上げられる都道府県を選択する。(小泉浩樹)