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 2005年に起きた栃木県今市市(現日光市)の小1女児殺害事件で、殺人罪に問われた無職勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判は4日、宇都宮地裁で被告人質問が続いた。「なぜ殺害を自白したのか」との検察側の問いに、被告は「(殺人罪での起訴前に)警察官から『認めれば罪が軽くなる。自白しないと死刑にされるかもしれない』と言われたから」と話した。

 被告は、供述を変えた経緯について詳しく説明。殺人罪での起訴後、殺害は否認して女児の拉致やわいせつなどを認める供述に変えたが、昨年5月ごろに弁護士から供述の矛盾点を問われて全面否認に転じたという。「ちゃんとした本当のことを言いたくて仕方なかった」と当時の思いを述べた。