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 関西初の本格的な春画(しゅんが)展が細見美術館(京都市左京区)で開幕してから、約1カ月。性の営みを赤裸々に描いた作品群のため、異例の「18禁」での開催だが、同館始まって以来最多の企画展来場者数を記録している。何が魅了しているのか。

 「想像を超えたね」。4日、春画展を目的に長崎市から訪れた女子大生2人組(いずれも19)がうなずき合った。「色が鮮やかで細かいところまできれい。人の体も表情もリアル」

 大阪府泉南市の男性(55)は「構図にしろ表情にしろ、超一流の浮世絵師が本気で作っている」と感心しきり。同府岸和田市の20代女性は「ネットで見たタコのやつ(葛飾北斎「喜能会之故真通(きのえのこまつ)」)の実物が見られてよかった」。

 美術館によると、2月6日の開幕後、連日朝10時の開館前から数十人の列ができ、午後には最大1時間待ち。女性の方が男性より2割ほど多く、特に若い女性の姿が目立つという。4日までの来場者数約3万人は過去最多だった「酒井抱一(ほういつ)と江戸琳派の全貌(ぜんぼう)」展(2012年)をすでに超え、5万人の最終目標を8万人に上方修正した。

 展示品は鈴木春信や喜多川歌麿…

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