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 米労働省が4日発表した2月の雇用統計で、景気の動向を敏感に反映するとされる「非農業部門の就業者数」(季節調整済み)は1月より24万2千人増えた。専門家が予想した約19万人前後の増加を上回り、前月からの伸びも1月(約17万人)より加速した。

 昨年12月と今年1月の就業者数は3万人上方修正した。失業率は1月と同じ4・9%で、市場予想通りだった。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する賃金は前年同月比で伸びが鈍化した。

 FRBは昨年末に約9年半ぶりの利上げに踏み切り、今後の利上げペースが注目されている。雇用改善が続き、物価上昇率も改善の兆しをみせるが、年初からの世界的な金融市場の混乱などで今月は利上げを見送るとの見方が多い。(ワシントン=五十嵐大介

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