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 「ねんきん、ねんきん」という歌い出しとともに、セーラー服姿の女性がエムウェーブ前などで切れ味鋭く「キレキレ」に踊る映像。昨年3月から長野県内限定で放映されている、県JAバンクのテレビCMだ。好評のため、出演女性の続投も決定。思わず口ずさんでいる人も多いのでは?

 「長野県では、朝からこういうCMをやっているんですね。うらやましい…」

 「長野県JAバンクのCMが気になる!歌も耳に付くし、踊っている女の子も気になるな~!」

 インターネット上には今、こんな書き込みがある。

 県JAバンクによると、CMは年金の受け取りに関する内容で、ターゲットは50~60代だった。ところが軽快な歌とユニークなダンスが受け、男女、年代問わず、幅広い層に浸透。JA長野中央会による昨年9月の調査では、CM接触率(意識に残っている率)が2013年度の39・6%から50・8%に上昇。男性の場合、50~60代よりも20~40代のほうが高かった。

 広告会社とCMの企画、制作を進めてきた県JAバンク統括部の米沢英和さん(40)は「子どもたちが口ずさんで踊っている、と聞くことも多い」と喜ぶ。ダンスの振り付けの説明もホームページに掲載し、さらなる浸透をはかっている。

 CMで踊っている女性は、まなこさん。ダンスユニット「Q’ulle(キュール)」のメンバーで、自作のダンスを動画サイトに投稿し、インターネット上で話題の女性となっている。この「年金ダンス」も、まなこさんが考案したという。出演は2月までの1年契約だったが続投することになり、3月からは新バージョンの放映も始まった。