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 兵庫県宝塚市の男性職員(当時45)が2013年1月、東日本大震災の復興支援で岩手県大槌町に派遣中に自殺したことをめぐり、地方公務員災害補償基金岩手県支部が「公務災害」と認定していたことが、宝塚市への取材でわかった。認定は昨年10月21日付。

 宝塚市によると、男性職員は12年10月から13年3月までの予定で大槌町に派遣され、集団移転にともなう土地区画整理事業などを担当。月平均の時間外勤務が80時間以上あった。暮らしていた岩手県宮古市の仮設住宅で首をつった状態で見つかった。

 宝塚市は現在、宮城県南三陸町と同県女川町に職員派遣を続けており、職員の自殺後、人事課長が3カ月ごとに派遣先を訪問するなど心のケアにあたっている。

 東日本大震災の被災地では12年7月にも、岩手県陸前高田市に派遣された盛岡市職員の男性(当時35)が自殺し、14年5月に公務災害が認められた。