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 4日午後2時50分ごろ、愛知県東浦町緒川の寺院、乾坤院(けんこんいん)の本堂から出火、約4時間後に消し止められたが、本堂や座禅堂が全焼し、堅雄堂、山門も焼けた。半田署によると、けが人はいないという。

 町郷土資料館によると、乾坤院には徳川家康の祖父、水野忠政の墓がある。本堂は江戸時代中期の1758年に再建された。家康の生母、於大(おだい)の方の位牌(いはい)もまつられているという。寺は、大相撲名古屋場所の井筒部屋の宿舎としても使われている。

 出火当時、本堂そばの境内にいた副住職は「気づくと、本堂の中から黒い煙が出ていた。自分たちで消火しようと思ったが、煙がすごくて近づけなかった」と話した。本堂内には焼香用のマッチや線香が置かれていたという。