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 「国際支援の現場を自分の目で確かめたい」と、独り世界一周に旅立った18歳が29カ国を巡り、先月無事帰国した。愛知県日進市の高校生、吉野裕斗さん。12日の名古屋での報告会を皮切りに全国を行脚し、現地での体験や「持続可能な支援」への思いを語る。

 進路に悩み、挑戦を思い立った吉野さん。企業の経営者ら100人以上から協賛金約135万円を集め、旅費を工面した。高校を休学して昨年5月、中部空港を発った。

 最初に訪れたフィリピンでは、広場で書道パフォーマンスをして集めたお金を元手に、現地の貧しい子どもたちにサンダルを贈った。目を輝かせて喜ぶ姿に、幸せを感じた。

 ところが、1週間後に再訪すると、「Give me money」。仲良くなったつもりだった子どもたちから物乞いされた。「考えが甘かった。自分だけが幸せな気持ちになって満足していた」。一時的な支援では何も解決しないと痛感した。

 ベトナム、カンボジアなど東南アジアを巡り、インドを経てアフリカへ。ケニア、ルワンダ、ジンバブエなど10カ国を回った。

 現地のNGOやボランティア団…

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