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(4日オープン戦、ソフトバンク3―3阪神)

 手術明けの不安を豪快に吹き飛ばした。ソフトバンクの柳田が、復活を印象づける2打席連続本塁打。久々の感触に「いいスイングができた」と笑った。

 まずは三回の2打席目。2死一塁で、外角に来た初球を左翼ポール際にたたき込む。代名詞となりつつある逆方向へのアーチで手応えをつかむと、続く六回は内角を突く149キロに「体が反応した」。痛烈な弾道で右翼席上段に運んだ。

 オフに右ひじを手術し、春季キャンプは控え選手中心のB組でじっくり調整した。ただ、練習試合では6試合で1安打。まだ守備につけないストレスも重なって、調子はなかなか上向かなかった。ようやく見せた復調気配に、工藤監督が「いい形が出てきた」と納得の表情を見せれば、王球団会長も「びっくりするような本塁打」と目を丸くした。

 だが、柳田は「たまたまです」と控えめだ。完全復活はまだ先にある。「早く守備もしたい。リハビリをしっかりやって、万全の状態で開幕を迎えたい」(吉永岳央)

■メッセンジャー、仕上がり上々

 阪神は開幕投手に有力視されるメッセンジャーが先発。4回2失点の結果にも「良い感じで投げられた」と手応えを得た。立ち上がりから150キロ前後の直球が低めに決まり、奪った三振は6個。三回に柳田に外角高めの直球を2点本塁打されたが、「あの1球の失投以外は狙ったところに投げられた」。順調な仕上がりに金本監督も「球自体は良かった。心配なし」とうなずいていた。

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