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 欧州連合(EU)統計局は4日、2015年のEU加盟国(28カ国)での難民申請者数が過去最高の125万5640人になったと発表した。前年の56万2680人の2・2倍以上で、出身国はシリアが約36万3千人と最も多く、全体の29%を占めた。

 出身国の内訳はそのほかアフガニスタン約17万8千人(全体の14%)、イラク約12万2千人(同10%)。1位のシリアは前年からほぼ倍増した。難民申請の相手国はドイツが約44万2千人(同35%)と最多で、ハンガリー約17万4千人(同14%)、スウェーデン約15万6千人(同12%)と続いた。人口比では、ハンガリーが人口100万人あたり約1万8千人となり、最も多い。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、中東や北アフリカから欧州に流入した難民や移民は2月末までで、すでに13万人以上にのぼっており、今年はさらに増える可能性もある。(ブリュッセル=吉田美智子)

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