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(5日、川崎4―4湘南)

 今季も大久保の勢いが止まらない。

 前半13分、左の狩野のクロス。中央のやや遠い位置で受けた大久保は右足の前にすっと球を置き、鋭く振り抜いた。相手が寄せる前に放たれたシュートは、ゴール右上に突き刺さった。

 大久保がこだわるのは、シュートを打つこと。J1での総シュート数は340試合で910本。中山や佐藤を大きくしのぐ。

 2014年W杯ブラジル大会にサプライズ招集される直前のこと。日本代表の映像を見て「シュートを打てるのに打たない。パスを回して回して、では怖さを与えられない」と言った。この日も、両チーム最多タイの5本を放った。

 プロデビューは2001年。苦境もあった。神戸時代の12年は4得点にとどまり、13年に川崎に移籍。「大久保は終わった、と言われていた。攻撃的なチームに来て点が取れなければオレは終わりだと思っていた」。30歳だった。

 川崎では中村らから好パスが届…

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