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(6日、びわ湖毎日マラソン)

 異例の代表枠返上の可能性が浮上していた男子の選考は、北島と石川の力走により、3人で固まったといえる。日本陸連の酒井勝充強化副委員長は「現時点で評価は言えない」としたが、選考レースで日本勢トップだった福岡国際の佐々木悟(旭化成)、びわ湖の北島に加え、石川もリオ五輪代表で間違いないだろう。

 選考では記録や順位、レース展開、タイム差、気象条件などを総合的に判断する。石川は、東京8位で日本勢最上位の高宮祐樹(ヤクルト)や福岡で2番手の高田千春(JR東日本)との比較になるが、単純に記録で1分以上、2人を上回っている。その上、スタート時の気温が12・9度だった福岡、13・3度の東京と比べ、びわ湖は20度近かった。レース内容での比較でも、序盤からマイペースだった高宮の評価は高くない。

 佐々木は30歳、北島は31歳、石川は36歳と全員30歳代。4年後の東京五輪を見据えて若手を望む意見もあるが、酒井強化副委員長は「将来性は考慮しない」と明言している。東京で2番手の19歳、下田裕太(青学大)らが「飛び級」することはないだろう。(増田創至)

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