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 立憲主義を掲げ、安全保障関連法廃止を目指す「市民連合」が関西でも設立され、大阪市内で7日、記者会見した。夏の参院選では野党統一候補などを支援。滋賀、奈良、和歌山の1人区で候補者の一本化を促し、関西の各選挙区でシンポジウムや街頭活動を通して同法廃止を訴える方針。

 正式名は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める関西市民連合」。学生団体「SEALDs(シールズ) KANSAI」や「安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫」「安全保障関連法に反対する学者の会」、20~40代の社会人が集う「SADL(サドル)」の有志でつくる。

 会見したシールズ関西の塩田潤さん(24)=神戸大大学院2年=は「僕たち市民が政治に積極的に関わり、市民の手に政治を取り戻すことが重要だ」と訴えた。学者の会の岡野八代・同志社大教授(48)は「与党にも立憲主義を理解した政治家がいるはず。そうした政治家にも訴えていく広範な市民運動をしていきたい」と話した。安保法廃止を目指す関西各地の他の団体にも連携を呼びかける。

 市民連合は全国各地で立ち上がっており、熊本や長野では野党統一候補を支援する動きがある。(沢木香織)