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 廃棄食品の横流しが発覚したダイコー(愛知県稲沢市)について、愛知県産業廃棄物協会は7日、臨時総会を開き、「協会の名誉を毀損(きそん)し、業界の信頼を失墜させた」などとして、賛成多数で除名処分を決めた。1991年の協会設立以来、除名処分は初めてという。

 協会は、ダイコーに経緯の説明を求めてきたが連絡がとれず、文書での弁明もなかったという。永井良一会長は「誠に遺憾。消費者にもご心配、迷惑をおかけした。不適正処理が再び起きないよう、会員全員が襟をただすことが必要」と話した。再発防止策として加盟社に3年に1度、研修会に出席することを義務づけるという。

 一方、愛知県の大村秀章知事は7日の記者会見で、ダイコーが保管中の廃棄物について、処理を依頼した排出事業者に回収を要請することを明らかにした。

 県はダイコーに撤去を求めたが、休業状態の同社は「排出事業者47社に自主撤去を要請した」と回答したといい、県もこの47社に速やかな撤去を求める。