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 菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画をめぐる代執行訴訟の和解に基づく手続きを、同日のうちに実施することを明らかにした。

 菅氏によると、石井啓一国土交通相は是正指示を出す。移設先の同県名護市辺野古での埋め立て承認を取り消した、翁長雄志知事の処分の撤回を求めるものだ。沖縄防衛局長は、翁長氏の取り消し処分を不服とした審査請求と処分の効力停止を求めた申し立てを、いずれも取り下げる。

 4日に政府と県が合意した和解条項では、移設問題をめぐる三つの訴訟を事実上取り下げて代執行以外の手続きをやり直す一方、「円満解決」に向けて両者で協議するよう求めていた。県との協議について、菅氏は「沖縄側と進め方について協議していく。速やかに実施していきたい」と述べるにとどめた。