[PR]

 国内最大の指定暴力団山口組(本部・神戸市)と、分裂して結成された神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)の傘下組織が絡む事件が続発していることを受け、警察庁は7日、両団体が対立抗争状態にあると認定し、全都道府県警に警戒・取り締まり態勢や摘発の強化を指示した。

 両団体は昨年8月末に分裂。警察庁によると、双方の傘下組織の関係者が絡む事件は昨年9月から今月6日までに20都道府県で計49件起きた。このうち銃器を使った事件は水戸市で6日に事務所に銃弾が撃ち込まれた事件など4件、火炎瓶を投げ込む事件が3件、トラックや乗用車が事務所などに突っ込む事件が9件。特に2月以降手口が激化している。

 49件のうち山口組側が攻撃を受けたのが21件、神戸山口組側が攻撃されたのが19件、双方による乱闘などが4件、攻撃された組織や人が現在どちらに所属するかはっきりしないのが5件という。