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 関東で二つの百貨店を展開する東武百貨店が、正社員の早期退職を募り、全体の2割にあたる約200人が退職したことがわかった。個人消費の伸び悩みで売上高が低迷しており、人件費の削減によって立て直しをはかる。

 同百貨店は、東京都の池袋店と千葉県船橋市の船橋店を運営している。正社員は1千人程度いたが、昨秋に40歳以上の早期退職を募集し、2月末で退職したという。

 親会社の東武鉄道の2015年3月期決算でみると、東武百貨店などを中心とした流通業の営業収益は前年と比べ1・3%減で、16年3月期も2年連続の減収となる見通し。衣料品などの販売が振るわず、訪日外国人による消費の恩恵も一部にとどまっている状況だ。(奥田貫)