セブン&アイ・ホールディングスは、傘下の百貨店のそごう・西武が運営するそごう柏店(千葉県柏市)と西武旭川店(北海道旭川市)を9月末で閉鎖する方針を決めた。8日午後にも発表する。周辺のショッピングセンターなどとの競争が激しくなり、業績が低迷していた。

 二つの百貨店の2015年2月期の売上高は、柏店が121億円でピーク時の約5分の1、旭川店が117億円で同じく半分以下に落ち込んでいた。働いている正社員は希望に応じて他店に配置転換するなどし、雇用を続ける方針だ。

 衣料専門店や大型ショッピングセンターが増えるなか、セブン&アイグループの百貨店や総合スーパーの一部は苦戦している。このため、同社は不採算店の整理に乗り出している。

 そごう・西武が展開する百貨店は、柏店と旭川店を含めて全国に計23店舗。今年2月末には西武春日部店(埼玉県春日部市)を閉めている。昨年10月にはイトーヨーカ堂が運営している総合スーパー40店舗を5年かけて閉鎖すると発表。今後は閉鎖のスピードを速め、17年2月期までに半分の20店ほどを閉めるという。