【動画】神戸山口組の本部事務所を福岡県警などが家宅捜索
[PR]

 鹿児島市で覚醒剤約100キロが押収された密輸事件に絡み、福岡県警などは8日午後、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で、指定暴力団山口組(神戸市)から分裂して結成された「神戸山口組」の本部事務所(兵庫県淡路市)や神戸市にある傘下組織事務所を家宅捜索した。

 神戸山口組は昨年8月末に山口組から分裂した。警察庁が淡路市の本部事務所を神戸山口組の本拠と認定して以降、警察が本部事務所を強制捜査するのは初めて。警察庁は7日、山口組と神戸山口組が対立抗争状態にあると認定している。

 県警によると、捜索容疑は、神戸山口組系幹部の田中浩孝容疑者(49)=鹿児島市=ら5人が今年2月、外国から来たとみられる船と日本の領海外の東シナ海で接触。覚醒剤約100キロ(末端価格約70億円)を受け取り、奄美群島の徳之島に陸揚げして密輸したというもの。

 5人は2月10日に鹿児島市に着岸したフェリー内で覚醒剤を所持したとして逮捕され、3月2日に密輸の疑いで再逮捕されていた。