食品大手の味の素は、2016年春闘で労働組合が出していた所定労働時間短縮の要求に対し、1日当たり20分短くすると回答した。現在の所定労働時間の7時間35分を、17年4月から7時間15分にする。同社は月1万4千円以上の実質的なベースアップになると試算している。

 会社側が4日に回答した。対象は管理職を除く社員約2500人で、年間では1人当たり80時間の短縮になる。同社は子育て中の人や外国人、障害者らが働きやすい環境を整え、多様な人材を確保したいとしている。終業時刻を早める方向で調整するという。