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 プロ野球・巨人の野球賭博問題が、再燃した。昨年、発覚した3投手(福田聡志、笠原将生、松本竜也)に加え、中継ぎで活躍する高木京介投手(26)も、2014年に賭博を行っていたことが、週刊誌の取材を受けての球団の調べで分かった。開幕を前に、またもや球界が暗い話題に包まれた。

 この日、巨人が発表した発覚の経緯は次の通り。

 2014年に賭博に関わっていた3投手は大学院生Aと飲食店経営Bの2人の野球賭博常習者とつきあいがあった。高木は球団の聞き取りに対して、笠原からBを紹介され、賭博を始めたと説明した。

 ①高木は14年4月下旬の試合前に笠原から野球賭博をもちかけられ、軽い気持ちで賭けをすることにした。高木は、笠原が賭けた試合に乗っかる形で1試合に10万~15万円ずつ賭けることにし、笠原に頼んだ。笠原が賭けをしている相手については、Bという人物であると知らされたが、この時は会ったことはなかった。

 ②その後、高木は5月上旬までの間に3~4回、計8~9試合を対象に賭けをしたが、総額で50万~60万円も負けたためそれ以降、野球を対象にした賭けをするのはやめた。

 ③高木が野球賭博をやめた後の14年夏ごろ、高木が友人と、Bの経営する飲食店に行った際、店には笠原とBがいた。このとき、高木はBから、「いつでも(野球賭博を)やりたくなったら、笠原を通じて言ってこい」と誘われたと述べている。また笠原からも2~3回、「もっとやりませんか」「一緒にやりましょうよ」などと誘われ、2015年の選抜高校野球大会でも2回ほど誘われたが、高木はすべて断った。15年シーズンは、野球賭博はやっていない。

 ④昨年10月5日に巨人軍が野球賭博問題を公表した数日後、Bが突然、高木の自宅を訪れ、NPBの調査を受けている笠原と福田について「食事を賭けたという話でまとめる。高木君のところには、調査が来ることはほぼないから安心して」などと告げた。

 ⑤その後、Bからは、週に1回程度、連絡が来るようになり、福田、笠原、松本の取り調べの状況を聞かされることもあった。自分の名前も出るのではと不安になっていた折、Bが高木に「不安なら一度、ミーティングしようか」と連絡してきた。そこで、高木は秋季キャンプの前に、Bと会ったが、その場にはBと見知らぬ男性がいた。Bが「この人はNPBにも警察の偉い人にも通じている。NPBに高木君の名前が出ているか聞いてもらう」などと紹介され、男性からは「そのためにはお土産が必要。何かスキャンダル情報がないか。それがあれば(その情報と交換で)高木君の名前は(もみ)消せる」という趣旨の話をされたという。高木は「知らない」と答えた。

 ⑥また、このミーティングの少し前から、Bからは「万一、高木君の名前が出てきたら、(笠原に)名前を貸したことにしておけばいいんだよ」という話をされていた。