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 圧巻の打球だった。日本ハムの名護キャンプ、大谷のフリー打撃。鋭い振りから放たれると、一直線にスコアボードへ、ドカンとぶち当たる。外野の防球ネットを越えて、本塁から150メートル近く離れた砂浜まで軽々と届く一発もあった。

 昨季、大谷は投手として15勝5敗で最多勝、最高勝率、防御率2・24で最優秀防御率と「投手3冠」を手にした。一方、打者としては打率2割2厘、5本塁打。打率2割7分4厘、10本塁打の14年シーズンから大きく落とした。

 7月で22歳になる。栗山監督は「大学4年生の年。そろそろ縛りを破ってもいいかと思っている」。これまでは原則、先発登板前の2日間と、投げた翌日は打者として出場させなかった。今季は、指名打者などで出場機会を増やすことを考えているという。