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 サッカーの世界的な強豪として知られるスペイン・FCバルセロナは8日、老朽化が進む本拠「カンプノウ」の改修計画に、日建設計と地元バルセロナの設計事務所が共同で作った案を選んだと発表した。日建設計は2020年東京五輪の新国立競技場の旧計画の設計を担当し、撤回されたが、欧州随一のサッカースタジアムの設計を担うことになった。

 FCバルセロナは昨季の欧州チャンピオンズリーグ覇者。現在のカンプノウは1957年に完成して以来、バルセロナの本拠地として使用されている。観光名所となっているだけでなく、独立運動もあるカタルーニャ地方の象徴的な場所。フランコ独裁時代にカタルーニャ語が禁止された時でも、スタジアムではカタルーニャ語で応援されていたという。

 新カンプノウは2017年から工事に入り、4年かけて改修する。9万9354人収容のスタジアムは10万5千人収容に拡大し、全席が屋根で覆われるようになる。(マドリード=河野正樹)