広島県府中町立府中緑ケ丘中学3年の男子生徒(当時15)が昨年12月に自殺した問題で、同校は9日朝、臨時の全校集会を開き、坂元弘校長が一連の経緯を説明し謝罪した。

 集会は非公開だったが、終了後に取材に応じた坂元校長によると、午前8時半ごろから約30分間、体育館で開かれ、生徒約600人が参加した。坂元校長は「学校を再生するため、先生たちも一生懸命やっていくので、みんなも協力してくれないか」「卒業式を彼と一緒に迎えられるように頑張っていこう」などと呼びかけた。硬い表情で話を聞く生徒が目立ったという。

 同校は生徒が自殺した翌日、全校集会で生徒が亡くなったことを伝えたが、自殺は伏せていた。坂元校長はこの日の全校集会で「自殺した事実を伝えなかったことは誠に申しわけない」と謝罪したという。(山田健悟)

■保護者説明会、亡くなった生徒の母も

 町立府中緑ケ丘中学校の体育館では8日夜、保護者説明会が報道陣に非公開で開かれた。学校側や出席者によると、説明会は午後6時半に始まり、約450人が出席した。質問がやまず、予定より2時間ほど延びて午後10時ごろ終わった。終了後、保護者らは涙ぐんだり、手で顔を覆ったり、ショックを受けた様子で帰って行った。

 出席した3年生男子の父親(4…

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