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 指定暴力団山口組(神戸市)と、分裂して結成された神戸山口組(兵庫県淡路市)が対立抗争状態にあると警察庁が認定したことを受け、福岡県警は9日、「6代目山口組・神戸山口組対立抗争集中取締本部」を設置した。

 吉田尚正・県警本部長をトップに、暴力団対策部だけでなく交通部や警備部など全ての部を取締本部に組み込み、連携や取り締まりを強化する。

 県内では1月、福岡市の山口組系の組事務所に火炎瓶が投げ込まれ、神戸山口組系幹部らが逮捕された。事件の4時間前にはこの幹部の知人が朝倉市内で殴られ負傷し、山口組系組員らが逮捕された。県警はこの2件を抗争関連事件と認定し、双方の組織的関与がなかったか調べている。

 組織犯罪対策課によると、県内の山口組の勢力は約380人で、神戸山口組は約110人。(張守男)