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 アパートの部屋に侵入し、女性に乱暴してけがをさせたとして、住居侵入や強姦(ごうかん)致傷の罪に問われた新潟市東区の無職、池内亮被告(45)の裁判員裁判が9日、新潟地裁で結審した。検察側は懲役12年を求刑したが、池内被告は「長くできないんですか」と求めた。

 論告などによると、池内被告は昨年7月11日未明、女性の部屋に無施錠の窓から侵入。首を絞めるなどした後に乱暴し、口などにけがを負わせたとされる。8日から始まった裁判員裁判で、池内被告は起訴内容を大筋で認めていた。閉廷前、池内被告は「ひどい思いをさせたので、12年では短い。求刑はもう少し長くできないんですか」と検察側に尋ねた。

 弁護人の原田宏一弁護士は取材に「事前の調整はなかった。本人の率直な思いだったんだろう」。新潟地検によると、池内被告に科せられる可能性のある最も重い刑は無期懲役。「求刑を変更する予定はない」とコメントした。(狩野浩平)