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 東日本大震災から丸5年になるのを前にして、衆院復興特別委員会で実質審議が始まらない。新年度予算案が衆院を通過し、ほかの委員会では議論が始まっている。高木毅復興相が政治資金問題や下着窃盗疑惑の釈明に追われているため、野党は「担当相隠しだ」と批判している。

 民主党の安住淳国対委員長代理は9日の記者会見で「たぶん質疑をしたくないということだろうが、被災地の方々には失礼千万な話だ」と指摘した。安住氏によると、野党側は「3・11の前にちゃんとやりましょう」と再三呼びかけたが、与党側は「来週以降だ」と固辞したという。

 一方、与党側は「高木氏は震災の式典の準備などがある」と説明。近く、復興の基本方針についての閣議決定が予定されており、「それまでに質疑を受け、食い違いがあると良くない」としている。

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