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 カラオケルームを会議や商談の場として貸し出すサービスが始まっている。カラオケは一時のブームが去り、利用客拡大が課題。稼働率の低い昼間に、駅前など一等地にあることが多い立地を生かし、ビジネス客を呼び込む狙いだ。

 東京・品川駅前のカラオケ店「JOYSOUND品川港南口店」の一室で8日、歯科技工会社の社長と部下が会議を開いた。備え付けの画面には資料が映し出されていた。社長は「外回りが多いので便利。貸し会議室よりもリラックスできて安上がりだ」。1時間延長して3時間利用。料金は2人で3千円ほどだ。

 伊藤忠商事系の伊藤忠インタラクティブが窓口となり、2月からサービスを始めた。専用サイト(http://www.roomk.jp/別ウインドウで開きます)で会員登録(無料)をすれば、当日利用の予約もできる。別料金でドリンクを1杯頼む必要があるが、カラオケ利用よりも安い。JOYSOUNDの東京都内5店舗で始まり、他のカラオケ店とも提携して全国展開を目指す。

 全国カラオケ事業者協会によると、カラオケボックスのルーム数は2014年度末が13万3700で、ピークの96年度末から17%減。協会は「昼間利用としてランチや『1人カラオケ』などが出てきたが、ビジネス向けは珍しい」と話す。

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