排ガス規制逃れの問題に揺れる独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は9日、米国法人のマイケル・ホーン社長が同日付で辞任すると発表した。「ほかの機会を追求するために会社を去る」と説明している。

 後任は暫定的な社長として、今年1月中旬に北米事業の統括責任者への起用が決まったヒンリッヒ・ウェブケン氏が就任するという。

 VWの排ガス不正は昨年9月に米環境当局の指摘で発覚。ホーン氏は、不正を追及する米議会公聴会で証言したほか、米当局とリコール(回収・無償修理)の計画について協議するなど対応にあたってきた。(ニューヨーク=畑中徹)