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 米国防総省のデービス報道部長は9日の会見で、過激派組織「イスラム国」(IS)が化学兵器であるマスタードガスを粉末にした物質を砲弾やロケット弾に詰めて使用していたことを明らかにした。イラクとシリアで使われた事実を確認しているという。

 米メディアによると、米軍主導の有志連合は2月、イラクで化学兵器を開発するIS幹部を拘束。米軍などの調べに対し、幹部はマスタードガスを粉末にしていたことを供述したという。この幹部の供述を元に、イラクにあるISの化学兵器関連施設を割り出して空爆した。

 この幹部はイラクのフセイン政権時代に化学兵器の開発に携わっていたという。デービス氏は詳細については明かさなかったが、「ISはイラクとシリアで複数回にわたって、化学兵器を使ったことを確認している」と語った。(ワシントン=峯村健司)

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