[PR]

 廃棄食品の横流しが発覚したダイコー(愛知県稲沢市)に対して、環境省と農林水産省は10日、食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者の登録を取り消した。

 同社への立ち入り検査や弁明の場を設置するなどして処分に向けた手続きを進めていた。廃棄食品の放置などの登録基準への不適合や、食品から肥料を作る施設の一部が使えないのに、その届け出を怠るなどの法律違反が確認されたため、取り消すことにした。環境省リサイクル推進室によると、同法に基づく登録を取り消されたのは、2014年に廃棄物処理事業をやめた届け出を怠り、連絡がとれなくなった業者の事例があるのみ。廃棄食品の不適正な処理を理由に登録を取り消すのは初めて。

 ダイコーは廃棄食品から堆肥(たいひ)や飼料を作るとして、廃棄食品の再資源化を目指す同法により2008年に登録再生利用事業者になった。