[PR]

 日本サッカー協会は10日、東京都内で理事会を開き、今月末に就任する田嶋幸三新会長(58)=現副会長=による新体制の人事案を承認した。J1ガ大阪や名古屋などの監督を歴任した西野朗氏(60)が新任の理事に就き、日本代表の強化や選手らの育成を担当する技術委員長に就任する。

 西野氏は、23歳以下日本代表を率いて1996年アトランタ五輪でブラジルに勝利。02年から10年間、ガ大阪を率いてJ1優勝やアジア・チャンピオンズリーグを制覇した。記者会見で田嶋氏は「長く日本のトップで指導してきた経験を生かして欲しい」と話した。

 協会は現在、技術委員長の2人制を取っており、強化は霜田正浩氏、育成は山口隆文氏が担当する。西野氏は両方を統括する立場の1人委員長になり、霜田、山口両氏はその下で引き続き現在の役割を担う。強化部門の充実を図りたい田嶋氏の目玉人事の一つだ。

 また、協会副会長には元日本代表監督の岡田武史氏(59)が就任。リオデジャネイロ五輪の出場を逃した女子は、野田朱美女子委員長が退任し、今井純子女子副委員長(49)が昇格する。今井氏は協会技術部に所属。日本女子代表やなでしこリーグでのプレー経験はない。